こんにちは、くりおです!
あなたはスマートホームを実現するアイテムのひとつ、「キュリオロック」をご存じですか?
キュリオロックは、家のドアの内側に貼り付けることで、自宅の鍵をスマホで操作することができるようになるデバイスのことです。
僕は昨年(2021年)7月にこのキュリオロックを自宅に導入し、次のような記事を書いていました。
このとき僕は、堂々とキュリオロックを導入するメリットなどについて語っているのですが、導入から一年がたった今だからこそいえる感想を、今回は話していこうと思います。
もしキュリオロックの導入をご検討中の方がいれば、一度この記事を読んだうえで考えてみてください。
それでは本題にいってみましょう!
鍵を持ち歩かなくていいのはやっぱり便利
まず、キュリオロックを導入してもっとも良かったと思ったのは、物理的な鍵を毎日持ち歩かなくてよくなったことです。
家の鍵はキュリオロックによってスマートフォンで操作できるようになるため、毎回玄関前でカバンの中を探す必要がなく、とってもストレスフリー。
また、出かけ先で鍵を紛失する心配もないので、貴重品管理が多少楽になります。
まぁスマートフォンを落としたら元も子もないですが。
ハンズフリー解錠は便利だけど精度が悪い
スマホを持った状態で家に近づくと、GPS機能で自動的に鍵を開けてくれるハンズフリー解錠。
非常に便利な機能ではあるのですが、これが反応しないことが多々あります。
僕の体感としては成功確率は7割程度。
まあまあの確立で失敗してますね。
毎日家に着くと、ハンズフリー解錠が正常に動作するかという謎のドキドキ感を味わう羽目になります。
しかもドアの前について一瞬で開くのではなく、5秒ほど待ってから反応することがほとんどです。
待っても反応しなかった場合は、
①スマホを取り出し、
②アプリを立ち上げ、
➂キュリオロックとの接続を待ち、
➃解錠操作を行う
という動作を10秒くらいかけておこなっており、さらに解錠操作も電波の状態によってはエラーになったりするので、自宅の前でとてもみじめな気持ちになります。
スマホの充電切れはあまり心配しなくていい
キュリオロックは基本スマートフォンで鍵を操作するという性質上、スマートフォンの充電が切れるともはや何もできなくなります。
そのためにカバンの奥に物理的な鍵を忍ばせておくのは重要ですが、スマホの充電切れに関してはあまり気にしなくても大丈夫です。
というのも、この記事を読むような方はそもそもそこまで古いスマートフォンを使用していることは少ないでしょう。
最近のスマートフォンはバッテリーの持ちも非常によく、よほどバッテリーを消耗する使い方をしない限り充電切れは起こらないからです。
ここ最近で充電切れを起こした経験がある方については、キュリオロックの購入を考え直すか、モバイルバッテリーを持ち歩くことをおすすめします。
電池の持ちはおよそ10ヶ月前後
キュリオロックの電池の持ち時間は、公式によるとCR123Aリチウム電池2本で約半年以上持つとされています。
これは毎日の操作回数によっても変わるそうです。
我が家の場合、キュリオロックを操作しての鍵の開閉は、毎日10回程度。
その結果、9ヶ月で残量が減っている警告が出て、およそ10ヶ月前後たったころに1セット(2本分)が完全になくなりました。
公式がうたっている半年よりも電池の持ちは良かったです。
また、キュリオロックには予備としてもう2本の電池を入れておける上、片方が無くなった際は自動でもう片方に切り替わるため、すぐに閉め出される心配もありません。
この点についてはとても気が利いているなと感じました。
剝がれ落ちたり壊れる様子はなし
我が家ではキュリオロックを設置して約一年が経ちますが、今のところ本体がドアから剥がれ落ちたり、壊れたりする様子はないです(動作の精度が悪いのは初期からなので故障にはカウントしていません。)。
この辺も特に心配する必要はないと思いますが、貼り付けるドアの材質や表面の凹凸によっては、剥がれ落ちやすくなることも考えられますので、定期的に確認した方がいいかもしれません。
まとめ
というわけで今回は「キュリオロック」を一年間使用してみた感想について話してきました。
総評をまとめるなら、「ないよりはマシ。でも期待しすぎは禁物。」ですね。
キュリオロックは精度の悪さが目立つため、少々辛口の意見が多かったかもしれません。
とはいえ便利な点も多く、我が家では今後も使用し続けると思います。
まだ持っていない方は、いま焦って買うより機能改善を待った方がいい、というのが正直な感想です。
今後改善され、より精度の高いスマートロックが登場するのを楽しみにしましょう。
2022年11月追記
現在我が家ではキュリオロックは使用しておらず、代わりにSwitchBotから発売された「SwitchBotロック&キーパッドタッチ」を使用しています。
現時点でスマートロックを購入するのであれば、SwitchBotロック&キーパッドタッチをおすすめします。
その理由はこちらの記事で詳しく解説しています。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。
それでは!!