家の鍵を持ち歩かなくてよくなる便利アイテム、スマートロック。
昨今ではスマートロックも様々な種類が登場して、どれを選べばいいのか正直分からなくなりますよね。
そんな中で今回は、スマートロックの看板ともいえる2つの商品「キュリオロック」と「SwitchBotロック」について、それぞれの特徴、メリット・デメリットなどを徹底比較していきます。
僕自身も以前、これらのスマートロックを実際に設置して使用していました。
ぜひスマートロックを購入する際の参考にしてください。
くりおです!
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それぞれの基本性能を比較
まずは各商品の特徴を一覧にした表をご用意しました。
キュリオロック 25,300円 | SwitchBotロック&キーパッドタッチ 14,980円 | |
---|---|---|
オートロック | ||
ハンズフリー解錠 | ||
指紋認証 | ||
遠隔操作(※) | ||
通知機能 | ||
動作安定 | ||
他のスマートホームとの連携 | ||
電池持ち | ||
デザイン | ||
コスパ | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
公式ストア | 公式ストア |
今回の比較内容ですが、厳密にいえば「SwitchBotロック」と「SwitchBotキーパッドタッチ」は別売りの商品になります。
しかし、
- SwitchBotの強みはロック&キーパッドタッチを併用したときに発揮されること
- これら2つの商品を合わせた価格でもキュリオロックより安く購入できること
から、SwitchBotに関してはロック&キーパッドタッチを併用する前提で比較しています。
なおキュリオロックにも「キュリオパッド」という商品がありますが、価格が高い割にさほど購入するメリットを感じなかったため、今回は除外しています。
【結論】今買うなら迷わずSwitchBot
いきなり結論から話しますと、SwitchBotロック&キーパッドタッチの圧勝です。
SwitchBotはコスパが良すぎます。
当然それだけでは納得がいかないと思うので、以下で各項目ごとに解説していきます。
【比較1】 ハンズフリー解錠と指紋認証
まずはそれぞれの商品の強みである解錠方法から比較していきます。
どちらの商品もアプリやカードなど様々な解錠方法があるものの、今回は”もっとも使いやすい解錠方法”に焦点を当てて解説します。
実際に僕が使っていた解錠方法は、
- キュリオロックのハンズフリー解錠
- SwitchBotロックの指紋認証解錠
です。
結論からいうと精度の面でSwitchBotの指紋認証が使いやすいです。
キュリオロックのハンズフリー解錠も便利な機能なのですが、動作が安定しないため今回の結果となりました。
各解錠方法についてもうちょっと詳しく解説していきます。
キュリオロック ハンズフリー解錠
キュリオロックには事前に自宅の位置情報を登録しておくことで、家に近づいたときに自動で解錠される「 ハンズフリー解錠 」があります。
このおかげでわざわざ玄関前でスマホなどを出す必要もなく、両手が塞がっていても解錠できるのが魅力です。
しかし実際に使ってみると、ハンズフリー解錠が正常に反応する確率は7割ほど。
結構な確率で失敗します。
我が家のマンションが特別反応しづらいだけかもしれませんが、帰宅するたびに「今日は成功するか…?」とハラハラするのでシンプルに疲れます。
SwitchBot 指紋認証
SwitchBotロック&キーパッドタッチでは、指紋認証を用いた解錠方法があります。
ドアの外側に設置したキーパッドタッチの指紋認証部分に、自分の指紋を当てるだけで解錠ができます。
こちらは今のところ正確に動作しており、結果として早く家に入れるためとても気に入っています。
さらにキュリオロック同様、玄関前でスマホなどを取り出す必要もないので、完全にストレスフリーと言えます。
【比較2】 他のスマートホームとの連携
続いて他のスマートホームとの連携について比較していきます。
SwitchBotはもともとスマートホームを数多く取り揃えているメーカーなので、連携のしやすさもSwitchBotに軍配が上がります。
キュリオロックは、スマートスピーカーと連携して音声による鍵の開閉が可能になるだけですが、SwitchBotはそれに加えて、解錠操作をきっかけにさまざまなスマートホームに指示をだすことができます。
たとえば、家の鍵を解錠すると同時に照明・エアコン・テレビをオンにするなど、工夫次第でより快適な生活が実現できます。
【比較3】 デザイン
次はデザインについて比較していきます。
キュリオロック
キュリオロックのデザインは比較的大きめ。
つまみの部分もシャープで操作しやすく、非常に洗練された印象を受けます。
高級感でいえば間違いなくSwitchBotに勝るでしょう。
SwitchBotロック
SwitchBotロックは、値段相応というか、キュリオロックと比べるとやはり若干チープな印象を受けます。
ただ、決してデザインに手を抜いているのではなく、優先度が低い要素を削って商品価格を抑えた印象ではあります。
デザインを最重要視するのであれば、キュリオロックの方がおすすめになります。
【比較4】 価格
最後に価格についての比較です。
これは正直SwitchBotの方が圧倒的にコスパが良いです。
キュリオロック本体が25,300円なのに対し、SwitchBotはロックとキーパッドタッチのセットでも14,980円と、SwitchBotの方が1万円以上も安いという結果に。
この記事をご覧になっている方はこれからスマートロックの導入を検討されていると思うので、もし失敗をしたくないのであれば初期費用も安いSwitchBotを強くおすすめします。
まとめ
最後にそれぞれの特徴をおさらいしておきましょう。
- GPSによるハンズフリー解錠機能
- 本体がスタイリッシュ
- 動作がやや不安定
- 他のスマートホームとの連携が弱い
- 指紋認証による解錠
- 動作が安定している
- 他のSwitchBot製品と連動できる
- 作りが若干安っぽい
ということで、僕がこれから買う人におすすめするなら「SwitchBotロック&キーパッドタッチ」という結果になりました!
当ブログではこのように生活を豊かにするアイテムを数多くご紹介しています。
2022年に買ってよかったものはこちらの記事にまとめていますので、ご興味がありましたらぜひご覧ください。
それでは今回は以上になります。
ありがとうございました。