こんにちは!ももこ(@momo3nenn)です!
あなたは、あかちゃんの頭の形を整える「ヘルメット治療」を知っていますか?
「ヘルメット治療」とは、専用の医療用ヘルメットを使って、あかちゃんの頭の形を丸くする治療方法です。
息子のかき太は生後3~11ヶ月に治療を受けていて、現在は治療を卒業しています。
使っていたのは、アイメットというメーカーのヘルメットです。
今回は治療を受けていた7ヶ月半のヘルメットの着用時間と、夏場にヘルメットを着けるときの注意点についてお話しします。
通院レポートはこちらからどうぞ!
治療の結果
かき太は鹿児島市立病院の脳神経外科に、4週間に1回通っていました。
鹿児島市立病院では、治療の開始前と終了時にCT撮影をして、頭蓋骨の形の変化を比べることができます。
これはかき太の頭蓋骨のCT画像です。
赤丸が付いているところは、平たくなっていた右後頭部です。
完全にまんまるではありませんが、治療によってかなり改善されています。
ヘルメットの着用時間
かき太が使用していたアイメットは、1日に23時間(お風呂以外の時間)の着用が推奨されています。
かき太の7ヶ月半の着用時間は次の通りです。
こうして見てみると、23時間着けられていた日はあまりありません。
夏場は外す回数が増えたり、月齢が上がってくると自分で外してしまったりして、23時間着用は難しかったです。
しかし頭が圧迫されて治療の効果が出やすい、寝ている間には必ず付けるようにしていました。
着用時間が減っていることは、担当の医師と通院のたびに話をしていました。
頭の形は順調に丸くなっていたので「できる限り着けてください」とのことでした。
夏場の注意点
次は夏場にヘルメットを着けるときの注意点についてです。
かき太が治療を初めたのは、残暑が厳しい9月でした。
鹿児島はまだまだ気温が高く、11月に入っても気温が20℃を超える日が多かったです。
気温が高いときには、次のことを注意して着けていました。
クーラーは必須
なんと言っても1番は、快適な室温をつくってあげることです!
もともと暑がりなあかちゃんにヘルメットを着けているので、クーラーは必須です。
汗による蒸れや湿疹などを、軽減してあげることができます。
ヘルメットの蒸れをチェック
ヘルメットの中が蒸れていないか、定期的にチェックすることも必要です。
お昼寝から起きた後など、3時間に1回ほどチェックしていました。
ヘルメットには通気の穴が空いていますが、クッションで覆ってしまうので通気性は落ちます。
汗をかいた後やお風呂上がりなどは、頭をしっかり乾燥させて蒸れの原因を無くしてあげてください!
休憩時間をつくる
ヘルメットは1日中着けているものなので、休憩時間をつくってあげることも大切です。
授乳の間やお昼寝から起きた後など、1日に30分の休憩を4回ほど入れていました。
暑い時間帯に外出するときは、休憩時間だと思って外していました。
低反発クッションの貼り替え
汗をかかないように気を付けていても、完全に防げるわけではありません。
かき太が使っていたヘルメットは、プラスチック製のヘルメットの内側にクッションを貼り付けて使います。
クッションは貼り替えることができ、私は自宅で1週間に1回交換していました。
定期的に貼り替えてあげることで、夏場でも清潔に保つことができます。
詳しい貼り替えの方法はこちら。
まとめ
今回は治療を受けていた7ヶ月半の着用時間と、夏場にヘルメットを着けるときの注意点についてお話ししました。
ヘルメットの着用時間一覧はこちらです。
夏場にヘルメットを着けるときの注意点は、次の通りです。
- クーラーは必須
- ヘルメットの蒸れをチェック
- 休憩時間をつくる
- 低反発クッションの貼り替え
これらのことを守っていたおかげか、肌が荒れたり熱中症になったりすることもありませんでした。
あかちゃんは慣れないヘルメットを長期間かぶって、頭蓋骨の形を変えています。
保護者ができることは、できるだけしてあげたいですよね!
この記事が、あかちゃんの負担を減らすお手伝いになれば嬉しいです。
それでは☆