あなたは、あかちゃんの頭の形を整える「ヘルメット治療」を知っていますか?
息子のかき太は、生後3ヶ月からこの治療を受けています。
今回は1ヶ月間ヘルメットを装着して気づいたことと、ヘルメット生活の開始直後の話をしていきます!
この記事はあくまで体験談です。
治療を始めた理由や、病院での検査についてまとめた前回の記事はこちらからご覧ください。
ヘルメット治療の概要についてはこちらをご覧ください。
皆さんはヘルメット治療に対して、このような不安はありませんか?
あかちゃんが、ヘルメットを嫌がらない?
肌トラブルについては大丈夫?
私も治療を開始する前は、不安だらけでした!
この記事では、そんな私の体験談に基づいて
以下の内容を中心にお話していきます!
- 夜泣きや授乳など、気になったこと
- ヘルメットの慣らし方
- ヘルメットを装着した時の反応
- 毎日の装着時間
1ヵ月間装着して気付いたこと
ヘルメットを実際に1ヵ月間装着して気付いたことを紹介します。
肌トラブル
頭皮が荒れたり湿疹が出たりする子がいるようですが、息子のかき太には特に出ませんでした。
髪がしっかり生えているのでスポンジとの間にゆとりが出来ていたのかもしれません。
通常の脂漏性湿疹は出ていたので、クッションが当たる部分に軟膏を塗った後は軽く乾燥させてから装着しました。
赤ちゃんの肌質にもよりますが、きちんと軟膏などを塗ってあげる必要がありそうです!
夜間に起きる頻度
治療を始める前とあまり変わりません。
連続して寝る時間は1~5時間と開きがありますが、ヘルメットが原因で起きているような様子はありませんでした。
授乳
授乳中は首の後ろに腕を持ってくるので、どうしてもヘルメットが上にズレてしまいます。
また、途中でヘルメットを気にしだして、遊び飲みをしてしまいます。
抱き方を変えてみたりと、試行錯誤したのですが、装着したままでは難しかったので授乳中は外しています。
装着方法
最初は膝に座らせて正面に置いた鏡を見ながら両手で装着していました。
慣れてくると片手で何も見ずに装着できます。
周囲の目
「可哀想」と言ってくる人にはまだ出会っていません。
ただ、見慣れない物なので、見てくる方や声をかけてくる方はいます。
コロナ禍ということもあり、ベビーカーのカバーを深くかぶせて見えないようにしています。
1~11日目までの記録
装着時間について
病院では、以下のような慣らし期間を設けてから長時間の装着に移るように言われました。
記事の中では「〇日目:一日の装着時間」のように書いています。
1日目:1時間
病院でヘルメットの試着をし、4週間分のクッションと取り扱い説明書を受け取りました。
ヘルメットの内側のクッションは1週間毎に自分で貼り替えをします。
治療費の45万円はこの時に支払いました。
最初は赤ちゃんをヘルメットに慣れさせるために、付けたり外したりを繰り返します。
抱っこをしているときは平気な顔をしているのですが、寝かすと大泣きします。
ヘルメットの厚さの分、首が持ち上がることが気持ち悪いようです。
この日は軽く装着しただけで終わりました。
2日目:4時間40分
ヘルメットを装着したまま、寝る練習をしました。
畳んだバスタオルを背中に敷いて高さを出し、ヘルメットの厚みを軽減しました。
これは病院で教えてもらった方法ですが、あまり効果があるようには感じませんでした。
授乳で寝落ちした息子をバスタオルの上に寝かせてみましたが、いつもの昼寝よりだいぶ短い時間(30分ほど)で起きてしまいます。
試しに低反発マットレスに寝かせてみると、ヘルメットが気になる素振りは見せますが泣きはしませんでした。
3日目も同様の練習を行い、6時間ほど着けていました。
4日目:5時間35分
2日目から背中に敷いていたバスタオルを外しました。
バスタオル有りの状態に慣れてしまうと、寝返りの際にタオルで口元を塞ぎ、窒息してしまう危険があるからです。
バスタオル有りに慣れてきたところだったので、外すと凄く泣きます!
少し放置して慣れの時間をつくりました。
ヘルメットが嫌いになると困るので、1、2分ほど寝かせては抱っこを繰り返しました。
5日目:7時間30分
お昼寝に少し慣れてきたので、初めて夜間の装着にチャレンジしました!
23時に眠ったところでヘルメットを付けましたが、2時間半たったころに発狂して起きてしまいました!
ひどい泣き方だったので、この日は外して寝かせました。
6日目は8時間ほど装着してました。
7日目:9時間50分
6日目の夜から7日目の朝にかけて、初めて夜通しでの装着に成功しました!
この日から毎日、夜通しで着けています。
徐々に発狂したような泣き方はしなくなりました。
8日目:13時間
9日目:11時間30分
10日目:12時間55分
11日目:16時間
12日目以降は、授乳、お風呂、着替え、小休憩以外は装着していて、1日の総装着時間は20時間以上です。
最後に
最初の10日程はとても大変でした。
かき太はもちろん大変ですが、慣れさせなければいけない親もとても大変です!
上手くいかずに、焦ったりイライラしたりしてしまうこともありました。
しかし、治療期間は6ヶ月という長丁場なので、「序盤からこんな調子ではもたない」と思い、赤ちゃんの機嫌が悪い時は小休憩を挟みつつ気長に頑張っています。
治療開始から1ヶ月ほど経った最近では、かき太が自分でヘルメットを外すのが上手になってしまい、始めた当初とはまた違った大変さに見舞われています(笑)
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