【発達障害】くりお流ADHDとの付き合い方

絶望して顔を覆う男性
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くりお

こんにちは、くりおです!

今回は僕の発達障害についてのお話です。

僕は社会人になってすぐ、精神科で発達障害ADHD(注意欠如多動性障害)と診断されました。

その影響あってか、僕は健常者の人より苦手としていることがいくつもあります。

はじめにお伝えしておきたいことなのですが、僕自身は発達障害をネガティブなイメージでとらえてはいません。

誰にでも弱みや強みはあるものですから、苦手なこともその人の個性に過ぎないと考えています。

それを踏まえた上で、今回は僕が普段実践している「ADHDとの付き合い方」について話していこうと思います。

現在実践している解決策も一緒にご紹介するので、もし発達障害などで悩みを持つ方がいたら参考にしてもらえると嬉しいです。

それでは本題にいってみましょう!

目次

その1 スケジュールを憶えようとしない

卓上カレンダー

ADHDとの付き合い方その1は、「自分のスケジュールを憶えようとしないこと」です。

僕はものごとを短期的に記憶することが苦手です。

その日一日の出来事すら思い出せないときも多々あります。

なので現在では、予定ができたらその場でGoogleカレンダーアプリに細かく入力するようにしています。

また、Googleカレンダーの機能で、妻へは常に自分の予定を共有。

アプリのリマインド+妻との情報共有によって、毎日の予定の抜け漏れを防止しています。

その2 後回しにしない

チェックリスト

ADHDとの付き合い方その2は、「後回しにしないこと」です。

僕は基本的に、後回しにしたことは一生できないと思っています。

なぜなら、後でやろうと決めたことを二度と思い出せなくなるから。

そのため現在では、何か思い立ったらその瞬間に行動するように心がけています。

どうしても忙しいときだけカレンダーアプリにメモし、いつするかもその時点で決めてしまいます。

常に”今実行するか”、”今メモするか”の二択。

そうすることで「し忘れ」を防ぐことができるので、多くの社会人の方にもこの方法はおすすめです。

その3 悩みは行動で解決

ランニングする女性

ADHDとの付き合い方その3は、「悩みは行動で解決する」です。

ADHDの特徴として、行動力の高さがあげられます。

その行動力の高さを生かす提案になります。

まず、自分が悩んでいるときはこう考えます。

その悩みは行動で解決できるか?

もし分からなければ、A4用紙に思いつく限りの解決方法(アクションプラン)を殴り書きしてみます。

そして行動によって解決できるなら、その瞬間から行動しましょう。

大事な人と喧嘩をしたなら、「ごめんね」と伝えれば関係修復の糸口が見つかります。

デート前で不安なら、美容室に行くことで自分に自信を持つことができます。

自分が行動を変えるだけで解決する悩みであれば、今すぐ行動を起こすべきです。

逆にもし自分の行動で解決できないような問題なら、そもそも悩む必要はありません。

地球の環境汚染、円安、有名人の死亡ニュース、それらを憂いたとしても、僕らに訪れる明日はさほど変わりません。

もちろん、それらの解決策について考える価値はあります。

しかし、くよくよ思い悩むくらいであれば、僕らは僕らなりに今を最高の瞬間にするために出来ることを考える方が有意義ではないでしょうか。

そうして自身の影響力が大きくなれば、行動によって解決できることも増えていくかもしれません。

その4 作業中は周囲に気を遣わない

瞑想中の女性

ADHDとの付き合い方その4は、「作業中は周囲に気を遣わない」です。

とは言っても、全く周囲を気にしなくていいわけではなく、最低限のモラルは守った上で、という前提になります。

僕は周囲に気を遣うことと、一つの物事に全力で集中することは両立が出来ないと考えています。

特にADHDの人は落ち着きがなく、100パーセント集中していなければケアレスミスが多くなってしまいます。

そのため、何か作業をしているときは、集中力に全振りして取り組むようにしています。

あれこれ気を散らすよりも目の前のタスクを最速で終わらせた方が生産性が高いです。

それができない環境であれば、場所を変えるのも一つの手。

特に一人で黙々と作業を進めるような仕事であれば向いていると言えます。

その5 ADHDを克服しようとしない

スーツを着たビジネスマン

ADHDとの付き合い方その5は、「ADHDを克服しようとしないこと」です。

僕はADHDの診断を受けた当時、処方されたお薬である「ストラテラ」と、抗不安薬「アルプラゾラム」を服用していました。

しかしこれが僕にとっては副作用がきつく、断念することになりました。

ところが仕事においては、これまでご紹介したように環境を変えたことで、大きな支障が出なくなりました。

薬で解決するのもひとつの手であるのは確かです。

お医者さんの言いつけは守った方がいいと思います。

そのうえで生きやすい環境や仕組みを作る努力が必要になります。

いきなりADHDという診断を受けたら、不安になるのは当たり前。

その一方で、これまでのミスばかりだった自分の正体を受け入れることもできると思います。

僕もADHDの診断を受ける前は、苦手なことも努力で克服しようとしてきました。

しかし苦手なことを無理に克服しようとするのではなく、自分の得意を知るきっかけに出来れば人生はより楽しくなると思います。

ペンギンは苦手な飛び方を憶えようとするのではなく、得意な泳ぎで魚を捕まえればいい。

生き方はひとつじゃありません。

まとめ

ベランダから空を仰ぐ女性

今回は「くりお流ADHDとの付き合い方」についてご紹介してきました。

繰り返しになりますが、僕はADHDはハンデとは1ミリも思っていません。

自分の弱みは見方をかえれば、いくらでも強みにすることができます。

もし今、ADHDに悩んでいる方がいれば、全く気にする必要はないことを一番お伝えしたいです。

環境を変え、考え方を変えることで、人生をより前向きにしていこうじゃありませんか。

この記事がそういった方に少しでも届いてくれたらうれしいです。

それでは!!

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